MENU

自分のブログが検索で出てこないときに最初に確認すべき7つのポイント

最近、せっかく書いた記事が検索結果に出てこないと不安になりますよね。まずは冷静に原因を絞り込み、順序立ててチェックと修正を進めることが近道です。ここでは短時間でできる確認方法から技術的な点、コンテンツ面での改善までをわかりやすく案内します。

目次

自分のブログが検索に出てこないときにまず確認すること

まずは慌てず、基本的な登録状況とページ設定を確認しましょう。公開直後か、技術的な制限がかかっているのかで対応が変わります。順序立てて確認すれば、原因が見つかりやすくなります。

siteコマンドでインデックスの有無を確かめる

site:ドメインを使うと、そのサイトが検索エンジンにどれだけ登録されているか簡単に確認できます。検索窓に「site:example.com」形式で入力すると、検索結果に出てくるページ一覧が見えます。自分の該当ページが表示されていればインデックス済みの可能性が高いです。

表示されない場合はインデックスされていないため、サーチコンソールでの確認やインデックス登録のリクエストが必要になります。表示されるけれど順位が低い場合は、コンテンツや内部リンクの改善、被リンクの検討が有効です。

なお、サイト全体が検索結果に出ないときは、robotsやnoindexが関係しているケースが多いので次のチェック項目に進んでください。

Googleサーチコンソールのカバレッジを確認する

サーチコンソールのカバレッジレポートは、インデックスの状況やクロールで問題が起きているページを一覧で確認できます。エラーや警告、除外の理由が表示されるため、何が原因でインデックスされていないかを把握しやすいです。

エラー項目ではサーバーエラーや404など即対応が必要な問題が見つかります。除外には「noindex」や「重複したタグ」など理由が出るので、該当ページの設定やメタタグを見直しましょう。問題を修正したら「検証を開始」で再クロールを依頼できます。

カバレッジを定期的に確認することで、問題の早期発見と対応が可能になります。

URL検査で該当ページの状態をチェックする

サーチコンソールのURL検査は、個別ページのインデックス状況やクロール情報を詳しく見るのに便利です。URLを入力すると、インデックスの有無、クロール可能かどうか、最後にクロールされた日時などが表示されます。

ここで「インデックス未登録」と表示される場合は理由が示されます。必要であれば「インデックス登録をリクエスト」を実行して再送信できます。ただし、リクエストしても即座に反映されないことがあるため、少し時間を置いて再確認してください。

画像やリンク、モバイル表示などの問題も同画面で確認できるため、ページごとの細かい改善点を把握できます。

noindexやrobots設定が入っていないか見る

metaタグのnoindexやrobots.txtでのクロール制御が原因でインデックスされないことがあります。まずページのHTMLにがないか確認しましょう。CMSの設定で誤って検索エンジンから除外する設定になっている場合もあります。

robots.txtはドメイン直下にあるファイルで、検索エンジンにクロールしてほしくないパスを指定できます。Disallowが広範囲に設定されていると、ページがクロールされません。両方とも修正後はサーチコンソールで再確認してください。

変更したらURL検査やsite検索でインデックス状況を確認するといいです。

公開からの日数を確認してまずは待つ

新規公開ページはインデックスに時間がかかることがあります。数時間で反映される場合もありますが、数日から数週間かかることもあります。特に新規ドメインや更新頻度が低いサイトでは遅くなる傾向があります。

対策としては、サーチコンソールでインデックス登録をリクエストしたり、XMLサイトマップを送信してクロールを促したりすることです。また、内部リンクやSNSでの共有を行うとクロールされやすくなります。まずは状況を確認しつつ、必要な手順を進めていきましょう。

検索エンジンへの登録状況を短時間で確認する方法

登録状況の把握は素早く行えると安心です。ここでは短時間で確認できる手順を紹介します。優先順位をつけてチェックすることで無駄な作業を減らせます。

site検索でサイト全体の登録状況を把握する

site:コマンドは全体の登録状況を素早く把握するのに便利です。トップページや主要なカテゴリが表示されるかを見るだけでも、サイト全体がインデックスされているかの判断がつきます。

表示されるページ数が極端に少ない場合、新規ドメインやクロール制限が疑われます。表示はされるけれど目的のページがない場合、そのページ特有の問題を疑ってください。まずはsite検索で現状を把握しましょう。

サーチコンソールにサイトを登録する手順

サーチコンソールにサイトを登録すると、インデックスやクロールの詳細情報が得られます。まず所有権の確認を行い、ドメインプロパティまたはURLプレフィックスを追加します。推奨はドメイン単位での登録ですが、手軽さを優先するならURLプレフィックスでも問題ありません。

登録後はXMLサイトマップの送信やカバレッジレポートの確認ができます。登録は数分で完了しますが、所有権の確認方法によっては少し時間がかかることがあります。導入しておくと管理が楽になります。

URL検査で個別ページを送信する方法

URL検査ツールは個別のページをすぐにチェックして送信できる機能があります。ページのURLを入力して状態を確認し、「インデックス登録をリクエスト」をクリックするとクロールの優先度が上がります。

複数ページを一度に送信する場合はXMLサイトマップの送信が効率的です。個別送信は公開直後や修正後の確認に向いています。処理には時間差がある点を理解しておいてください。

XMLサイトマップを作成して送信する

XMLサイトマップを用意すると、検索エンジンにサイト構造を伝えることができます。サイトマップには重要なURLを含め、更新頻度や最終更新日時を記載するとよいです。多くのCMSには自動生成プラグインがあります。

作成後はサーチコンソールからサイトマップを送信します。これによりクロール対象が明確になり、新規ページや更新ページの検出が早まります。定期的にサイトマップを更新しておくことが大切です。

カバレッジレポートで問題を見つけるポイント

カバレッジレポートではエラー、警告、除外、有効の分類でページが表示されます。まずエラーを優先して確認し、その後除外されている理由をチェックします。よくある原因はnoindex、重複コンテンツ、サーバーエラーです。

レポート内の「詳細を表示」から該当ページに飛んで原因を特定できるので、修正→検証の流れで対応すると効率的です。問題を放置せず定期的に確認しましょう。

技術面で検索から外れやすい原因とその探し方

技術的な問題は見落としやすく、放置すると長期間検索に出ない原因になります。ここでは典型的なトラブルと確認方法を挙げます。優先順位をつけてチェックしてください。

noindexタグの有無をすぐにチェックする

ページのhead内にnoindexタグがあると検索エンジンはインデックスしません。ブラウザでソースを表示しての有無を確認しましょう。CMSでの設定ミスでも付くことがあるため、投稿画面のオプションも確認する必要があります。

見つかったらタグを削除し、サーチコンソールで再リクエストを行ってください。

robots.txtでクロールが遮断されていないか確認する

ドメイン直下のrobots.txtは検索エンジンにクロール範囲を伝えます。例えばDisallow: / が設定されているとサイト全体がクロールされません。ブラウザで「example.com/robots.txt」にアクセスし、該当パスがブロックされていないか確認しましょう。

変更後はサーチコンソールのrobotsテスターで確認できます。

サーバーのステータスコードやエラーを調べる

ページが200以外のステータスコードを返しているとインデックスされません。404や500は問題で、502や503は一時的な障害として扱われます。開発者ツールやオンラインのステータスチェッカーで確認し、問題があればホスティング側に問い合わせてください。

頻繁にエラーが発生する場合はクロール頻度が下がり、インデックスが遅くなります。

リダイレクトやcanonicalの設定ミスを探す

誤ったリダイレクトや不適切なcanonicalタグにより、検索エンジンが別URLを正規と認識していることがあります。ページが意図しないURLにリダイレクトされていないか、canonicalが正しいURLを示しているかを確認してください。

特に複製コンテンツがある場合はcanonicalの確認が重要です。

ページが非公開やテスト環境になっていないか見る

ステージング環境やパスワード保護されたページは当然検索に出ません。公開設定やパスワード、アクセス制限がかかっていないか確認しましょう。また、間違ってnoindexを設定しているテスト用テンプレートを適用しているケースもあります。

公開を確認したら再度URL検査を行ってください。

DNSやSSLの設定に問題がないか確認する

DNSの問題やSSL証明書のエラーがあると、検索エンジンがサイトにアクセスできません。例えばwwwあり/なしの設定が不一致だったり、証明書が期限切れだったりするとクロールが失敗します。ドメイン設定と証明書の有効性を確認し、必要ならホスティングかドメイン会社に相談してください。

安定した接続はクロールとインデックスの基本です。

コンテンツと運用で検索に見つかりやすくする改善手順

技術面が整ったら、次はコンテンツと運用で評価を上げる工夫をします。読者に届きやすい形に整えて、検索エンジンにも伝わりやすくすることが重要です。

読者の疑問に答える記事に内容を整える

読み手が求める情報を明確にし、要点がすぐ分かる構成にしましょう。導入で結論を示し、見出しごとに一つの主題を扱うと読みやすくなります。語り口は親しみやすく、専門用語は必要に応じて簡潔に説明してください。

具体的な事例や手順を箇条書きで示すと、スマホでも読みやすくなります。定期的に古い記事を見直し、情報の鮮度を保つことも大切です。

タイトルと見出しで狙うキーワードを明確にする

タイトルには主要なキーワードを自然に含め、見出しも関連語句で補足します。検索意図を意識して、何を解決する記事かが分かる書き方にしてください。過度なキーワードの詰め込みは避け、読み手にとって有益な表現を優先しましょう。

目立たせたい語句は見出しに入れると検索結果での理解が高まります。

内部リンクで関連ページをつなぎ巡回を促す

同じテーマや補足情報のあるページ同士を内部リンクでつなぐと、クロールが回りやすくなり評価の分散も防げます。アンカーテキストは内容を表す自然な語句にして、無関係なリンクを増やさないようにしてください。

定期的にサイト内のリンク切れをチェックする習慣をつけると安心です。

外部サイトやSNSで記事への導線を作る

SNSでの共有や関連コミュニティでの紹介は、初期のトラフィックやクロール誘導に役立ちます。被リンクが増えると評価向上につながることもありますが、質の低いリンクは避けてください。信頼できる媒体や交流のあるサイトで紹介してもらうと効果的です。

発信の際は簡潔な要点とリンクを添えるとクリック率が上がります。

モバイル表示と読み込み速度を改善する

モバイルファーストの視点で見た目と速度を整えましょう。画像の最適化、不要なスクリプトの削減、キャッシュ設定などが有効です。表示速度はユーザー体験に直結するため、改善すると滞在時間や離脱率にも良い影響があります。

ページ速度の改善は検索の評価にもつながるため、定期的にチェックしてください。

構造化データで検索結果で目立たせる

構造化データを使うと、検索結果にリッチスニペットが表示されることがあります。レシピやイベント、FAQなど該当するタイプがあれば、適切なスキーマを組み込みましょう。これによりクリック率が上がる可能性があります。

実装後はリッチリザルトテストで正しく認識されているか確認してください。

まずはこの順で確認と修正を進めよう

チェックと修正は優先順位を決めて進めると効率が良くなります。まずインデックス状況とnoindex/robotsの確認、その後サーチコンソールで問題を特定し、技術的な修正を行います。最後にコンテンツと運用面を整え、必要に応じて再送信や共有でクロールを促してください。

一つずつ確実に潰していけば、検索に出ない原因はほとんど解消できます。落ち着いて順番に取り組んでいきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

展示会や広告の世界に魅了され、情報整理や発信のお手伝いをしています。サイネージや多言語対応など、日々進化する販促手法にわくわくしながら、リサーチや整理に励んでいます。このブログでは、誰にでも分かりやすく、実際に使える情報を紹介していきます。「こんな視点があったんだ」と感じてもらえるような、気づきのある発信を心がけています。

目次